thiamin, thiamineチアミン

 チアミン (thiamin, thiamine) は ビタミンB1 (vitamin B1) とも呼ばれ、ビタミンの中で水溶性ビタミンに分類される生理活性物質である。
 分子式はC12H17N4OSである。
 サイアミン アノイリン とも呼ばれる。
 日本では1910年に鈴木梅太郎がこの物質を米糠から抽出し、1912年に オリザニン と命名したことでも知られる。
 脚気を予防する因子として発見された。
 糖質および分岐脂肪酸の代謝に用いられ、不足すると脚気や神経炎などの症状を生じる。
 卵、乳、豆類に多く含有される。
 補酵素形は チアミン二リン酸 (TPP)。
多く含む食品
  酵母
  肉類
  胚芽(米ぬかなど)
  豆類
  全穀パン
  牛乳
  緑黄色野菜
日本人においては、摂取総量の半分を穀物から摂取しているといわれる。
欠乏症
脚気
代謝性アシドーシス(乳酸アシドーシス)
ウェルニッケ脳症慢性化するとコルサコフ症候群
多発性神経炎、神経痛、筋肉痛、関節痛、末梢神 経炎
浮腫
v心臓肥大、心筋代謝異常
ワラビ中毒
チャステック病
慢性的に不足している条件では、神経系(脳を含む)におけるグルコース利用が困難になるため、多発性神経炎症状が出やすくなるといわれる。