vitaminC 含有食品

 多くの食品や サプリメント において、「 レモン何個分のビタミンC 」という表現が用いられるが、このとき「レモン1個分の ビタミンC 」は 20mg に換算される。
 この表記は農林水産省によって昭和62年に制定された「 ビタミンC 含有菓子の品質表示ガイドライン」によるものであるが、 ビタミンC が主成分であるビタミン添加菓子を対象とするものであり、それ以外の食品やサプリメントに対して用いることは適当でない。
 また、このことから「レモンは ビタミンC を豊富に含む果物である」と誤解されがちだが、実際には同じ柑橘類であるグレープフルーツやユズよりも含有量は低い。
 レモン・ライム・オレンジ・グレープフルーツなどの柑橘類のほか、柿、アセロラ、キウイフルーツ、トマトは ビタミンC の含有量が非常に多い。
 その他に ビタミンC の多く含まれる食品としては、グァバ、パパイヤ、ブロッコリー、芽キャベツ、ブラックベリー、イチゴ、カリフラワー、ほうれん草、マスクメロン、ブルーベリー、パセリ、ジャガイモ、サツマイモなどがある。
  ビタミンC そのものは強い癖のある味であるが、食品に含まれる程度の量では食品の味にはあまり影響しない。
 しかしながら柑橘類でもすっぱい物のほうが含有量は多い傾向にあるため「酸味の強い果物ほど ビタミンC が豊富だ」と思われがちだが、実際にはそれらの酸味の多くはクエン酸によるものである。
 上に挙げたように酸味がまったくないにも関わらず豊富な ビタミンC を有している食品が多いのはこのためである。